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第1四半期の輸出、前年同期比15.5%増、輸入も30.3%の大幅増

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年06月29日

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)の貿易統計(4月22日発表)によると、アルゼンチンの2021年第1四半期(1~3月)の輸出は前年同期比15.5%増の154億700万ドル、輸入は同30.3%増の128億7,600万ドル、貿易収支は25億3,100万ドルの黒字となった。

3月単月では、輸出が前年同月比30.5%増の57億2,000万ドル、輸入は同68.7%増の53億2,000万ドルだった。単月の輸入額では2018年1月以来の高い水準に達したこともあり、貿易黒字は4億ドルにとどまった(添付資料図参照)。

第1四半期の品目別輸出額をみると、農畜産物加工品の食品産業残留物(大豆ミールなど)が前年同期比81.5%増、食物油脂(大豆油など)が同2.07倍だった(添付資料表1参照)。品目別輸入額では、燃料・潤滑油関連品と消費財の半耐久消費財を除く全ての品目が前年同期比でプラスとなった。

第1四半期の仕向け地別輸出額をみると、最大の貿易相手国であるブラジル向けは前年同期比5.7%増、ブラジルに次ぐ貿易相手国の中国向けが同36.9%増、その次の米国向けは同13.3%増となった。原産地別輸入額では、ブラジルが同32.3%増、中国が同57.8%増、米国が同2.6%減となった(添付資料表2参照)。

民間調査会社などによると、2021年の輸出額は、前年の大幅な落ち込みから急回復する見通しだ。主な要因は、多くの貿易相手国で実質GDP成長率の見通しがプラスになっていること、通貨ペソ安などを背景にアルゼンチン産品の価格競争力が高まっているためだ。ただし、アルゼンチン経済の構造的問題や新型コロナウイルス感染のパンデミックの今後の影響、さらに、穀物主要産地にとって最も重要な河川水路の水位が歴史的な低下を記録するなど、懸念事項も少なくない。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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