米中商務相が電話協議、今後も意思疎通を継続

(中国、米国)

中国北アジア課

2021年06月14日

中国商務部は6月10日、王文濤部長が米国のジーナ・レモンド商務長官と電話協議を行ったと発表した。両国のビジネス分野の関連問題で率直に意見交換したとしている。双方は、ビジネス分野の対話が非常に重要との認識の下、貿易・投資の実務的協力の健全な発展推進や、相違を適切に処理することで同意したと指摘。引き続き意思疎通を行うとしている。

同日の商務部の定例記者会見では、この協議に関する記者の質問が相次いだ。協議のより具体的な内容や、追加関税問題への言及、米中両国政府の第1段階合意の履行状況の評価の有無、相互訪問計画の有無などで、商務部の高峰報道官はこれらに具体的な回答はせず、さらなる情報があれば適時に発表すると答えるにとどめた。ただし、劉鶴副首相が米国通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表やジャネット・イエレン財務長官とそれぞれ電話協議したことにも触れ、双方の経済貿易チームがコミュニケーションを継続していることを明らかにした。

タイ代表との電話協議は5月27日に行われ、米国側の発表によると、バイデン政権が志向する「労働者中心の通商政策」や政権内で進行中の両国通商関係の見直し状況、その他の懸念事項について率直な議論を行ったとしている(2021年5月28日記事参照)。イエレン財務長官との協議は、新華社報道(6月2日)によると、6月2日に行われ、マクロ経済情勢やマルチ・バイの分野での協力で広範囲な交流を行ったとしている。

(宗金建志)

(中国、米国)

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