中国カンシノ製の新型コロナワクチンが到着、遠隔地で優先接種へ

(チリ)

サンティアゴ発

2021年06月01日

中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)の新型コロナウイルスワクチン30万回分が5月28日、チリに初めて到着した。同ワクチンは、4月7日にチリ公衆保健院(ISP)が国内緊急使用を承認しており(2021年4月9日記事参照)、国内では米国ファイザー製、中国シノバック製、英国アストラゼネカ製に次ぐ4種目のワクチンとなった。3種との違いは1度の接種で効力を発揮する点にある。

カンシノのワクチンは、中部アラウカニア州にあるフロンテラ大学主導の下、国内で3,400人以上のボランティアに対して臨床試験を行っており、ワクチン到着時の会見では、同大学のエドゥアルド・エベル学長も出席した。エンリケ・パリス保健相は同ワクチンの使用について、首都圏州から離れているためワクチンの運搬に時間がかかる地域に居住する18歳以上の国民に対し、優先的に接種を行う意向を示している。

(岡戸美澪)

(チリ)

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