技能ビザの優先審査の対象職種拡大
(オーストラリア)
シドニー発
2021年06月28日
オーストラリア政府は6月22日、技能ビザの対象職種のうち、優先的に審査を行う重要職種リスト「優先移民技能職業リスト(PMSOL)」に、22職種を新たに追加し、41職種に拡大したと発表した。
新たに追加した22職種のうち主なものは以下のとおり〔かっこ内はANZSCOコード(注)〕
- 会計士(一般)(221111)
- 会計士(税務)(221113)
- 会計士(経営管理)(221112)
- 外部監査人(221213)
- 内部監査人(221214)
- 電気エンジニア(233311)
- 土木エンジニア(233211)
- 鉱山エンジニア(233611)
- 石油エンジニア(233612)
- ソフトウエア、アプリケーションのプログラマー(261399)
- 情報通信技術(ICT)セキュリティースペシャリスト(262112)
- シェフ(351311)
アレックス・ホーク移民相は「優先移民技能職業リストの更新のため、オーストラリアのビジネス関係者からは、貴重なフィードバックをもらった」とし、「モリソン政権はオーストリアのビジネスのサポートを続けていく」と述べた。
優先移民技能職業リストについては、ジェトロが開催したウェビナー「コロナ禍におけるオーストラリアビザ&入国許可申請の最新情報」(2021年4月26日)で解説している。ビザなどの情報も踏まえて参照を。
(注)Australia and NewZealand Standard Classification of Occupationsの略で、オーストラリアとニュージーランドの職業を分類したガイドライン(オーストラリア統計局ウェブサイト)。
(遠藤泰平)
(オーストラリア)
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