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イラン大統領選挙、保守強硬派のライーシー氏が当選

(イラン)

テヘラン発

2021年06月21日

第13期イラン大統領選挙の投票が6月18日に行われ、イラン内務省は翌19日、司法府長官で保守強硬派のイブラーヒーム・ライーシー氏が当選したと発表した。各候補者の得票率は以下のとおり〔6月19日付イスラーム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

  • 1位(当選):イブラーヒーム・ライーシー1,792万6,345票(得票率:61.9%)
  • 2位:モフセン・レザーイー341万2,712票(11.7%)
  • 3位:アブドゥルナーセル・ヘンマティ242万7,201票(8.3%)
  • 4位:アミールホセイン・ガージーザーデ・ハーシェミー99万9,718票(3.4%)
  • 無効票:372万6,870票(12.8%)

投票率は、過去最低の48.8%となった。ハサン・ローハニ現政権下での経済の低迷による政治への失望感や、改革派・穏健派の有力候補が護憲評議会による事前審査で失格となり、立候補できなかったことなどが影響したとみられている。

ライーシー氏は当選発表後、全ての関係者、立候補者に感謝するとし、「昨日、イラン国民の皆さんは約束を誠実に果たした。今日からは、私があなた方と結んだ約束に忠実であり続け、奉仕することを怠らないようにする番だ」と述べた(6月19日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

また、アリ・ハメネイ最高指導者は6月19日に、イラン国民に向けて声明を発表し、「多くの要因にもかかわらず高い投票率となり、イラン人の強い決意と希望に満ちた心を示している。敵対する国々のプロパガンダも、経済的な苦境も、新型コロナウイルスの脅威も、イラン国民の決意を混乱させることはできなかった。選挙の最大の勝者は、敵対するメディアの宣伝に負けなかったイランの国民だ。彼らは、彼ら自身が国の政治の中心であることを示した」と述べ、候補者らを含めた関係者に謝意を伝えた(6月19日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

ローハニ現大統領はライーシー氏の当選が確定した後、同氏と会談し、「ライーシー氏は2021年8月3日から全てのイラン人の大統領となる。誰もが彼と彼の政府を全面的に支持する」と述べ、祝意を示した(6月19日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。また、落選した各候補者も、ライーシー氏に祝意を伝えたと報じられている(6月19日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)

(イラン)

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