新型コロナ各種制限措置を6月30日まで再延長

(ミャンマー)

ヤンゴン発

2021年06月02日

ミャンマーの外務省および運輸通信省などは5月30日および31日、新型コロナウイルス対策の一環で5月31日を期限としていた、夜間外出禁止、集会の禁止などの各種制限措置および、国際線の乗り入れ禁止や入国ビザの発給停止などの入国制限措置を6月30日まで延長すると発表した(国営紙「グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー」5月31日、6月1日)。なお、新型コロナウイルス対策とは別に、ヤンゴン地域では午後10時から午前4時まで夜間外出禁止となっている(在ミャンマー日本大使館)。

保健・スポーツ省の発表によると、5月31日までの新型コロナウイルス感染症数は累計14万3,629人、回復者数は13万2,319人、死者数は3,217人、総検体数は262万1,413人となっている。医療従事者のボイコット運動(CDM)などにより、引き続き検査の大幅な停滞が続いている。

最大都市ヤンゴンでは、経済活動が徐々に再開し始め、交通量や街中ショッピングモールなどの人出も増加しつつあり、今後の感染者の増加が懸念されている。

(細沼慶介)

(ミャンマー)

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