武漢市、外国人に対するワクチン接種の詳細を発表

(中国)

武漢発

2021年06月08日

中国・武漢市疾病予防コントロールセンターならびに湖北省政府は6月4日、「武漢市在住外国人の新型コロナウイルス予防接種に関する注意事項外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を発表、外国人に対するワクチン接種について詳細を示した。接種対象、場所、注意事項など、具体的な情報は以下のとおり。

  1. 接種対象:武漢市に在住する18~59歳の外国人。60歳以上の場合、特別な理由で接種が必要で、かつ体調が良好であれば接種は可能。
  2. 接種場所:武漢市金銀潭病院武漢客庁接種ポイント(住所:湖北省武漢市東西湖区宏図大道8号)
  3. 料金:1回117元(約1,989円、1元=約17円)、2回の合計234元
  4. 接種ワクチン:中国製の不活化ワクチンを2回接種。接種に当たっては、1回目と2回目の間隔を3週間以上空けることを推奨。
  5. 接種予約について:注意事項に掲載されている問い合わせ用の電話窓口などから予約ができる。ただし予約は必須ではなく、上記接種場所に直接向かえば接種可能。
  6. その他:接種に当たっては、パスポートと有効な居留許可証、また中国の社会保障医療保険に加入している場合は、それらの有効な加入証明書を持参する。接種前に自身の健康状態を医療スタッフに説明し、接種後は30分間その場に待機して副反応などの異常がなければ終了となる。

(片小田廣大)

(中国)

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