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製造業の新型コロナワクチンの集団接種プログラム開始

(マレーシア)

クアラルンプール発

2021年06月15日

マレーシア国際貿易産業省(MITI)は6月12日、製造業を対象に従業員に対する新型コロナウイルスワクチンの集団接種を行う「新型コロナウイルス官民産業免疫プログラム(PIKAS)」を実施することを発表した(6月12日付MITIプレスリリースPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます))。PIKASは、集団免疫の形成を早めるために2月下旬から開始した「国家ワクチン接種計画」の第4フェーズに位置づけられる。

ワクチン接種の手数料などは雇用者負担

PIKASは全業種が対象となるが、MITIが管轄するのは製造業のみとなる。製造業での実施から開始し、今後他業種でも各担当省庁により段階的に実施される。製造業では、特に電気・電子、鉄鋼、医療機器、食品製造、個人防護具、石油・ガス、ゴム手袋などのゴム製品の製造業は優先的に実施するという。

集団接種の方法は、工場の最寄りのワクチン接種センターでの実施、または工場敷地内など雇用者が希望する場所での実施の2種類がある。後者の場合は、接種対象者1,000人以上が条件となる。近隣の複数企業で合わせて1,000人以上になる場合も対象となる。所在する州が異なる場合は、子会社やグループ会社でも合同実施は認められない。また、接種場所となる会場を政府の定めるガイドラインに沿って準備することも必要となる。

費用については、ワクチン自体の費用は政府負担となるが、上記いずれの方法でも接種の手数料や会場手配料などは雇用者の負担となり、この費用は従業員の給与から天引きするなど従業員負担とすることは認められない(添付資料表参照)。

申請は、MITIのウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから希望する方法の書式をダウンロードし、所属する産業団体や商工会議所を通してMITIに提出するか、所定の宛先(vaccine4industry@miti.gov.my)までメールを送付する。集団接種の実施日や場所が承認されると、雇用者にはメールで、対象となる従業員は接触者追跡アプリ「MySejahtera」の登録が必須で、アプリを通して通知が届く。また「よくある質問(FAQ)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」によると、ワクチンの種類は原則選ぶことができない。

MITIはPIKAS発表前から、産業団体や商工会議所との調整を進めており、6月12日時点で既に500社・約10万人の申請を受け付けたという。6月16日から実際に接種が開始されるという。

(田中麻理)

(マレーシア)

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