日本からオーストリアへの入国を条件付きで緩和

(オーストリア、日本)

ウィーン発

2021年06月24日

オーストリア保健省は6月22日、新型コロナウイルスに関わる新たな措置を発表(6月22付保健省令外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)、日本を含む11カ国・地域(注)からの入国を条件付きで緩和した。ワクチン接種完了証明書、入国前72時間以内のPCR検査または入国前48時間以内の抗原検査の陰性証明書、回復証明書のいずれかを入国時に提示すれば、自主隔離なしで入国が可能になった。これらの証明書を提示できない場合は、入国後24時間以内にPCR検査または抗原検査の実施を義務付ける。この緩和措置は24日午前0時に発効した。

24日時点で欧州域外で入国緩和措置の対象国・地域は、日本、オーストラリア、イスラエル、ニュージーランド、シンガポール、韓国、アルバニア、香港、マカオ、台湾、北マケドニア、サウジアラビア、セルビア、タイ、米国、ベトナム。

今回の緩和措置により、オーストリアの在留許可や滞在ビザを所持していない日本人も、上記証明書のいずれかを提示することで入国が可能となった。また、上記証明書のいずれかを提示できる場合は入国前72時間以内のオンライン登録義務も免除される。

(注)日本、アルバニア、香港、マカオ、台湾、北マケドニア、サウジアラビア、セルビア、タイ、米国、ベトナム。

(エッカート・デアシュミット)

(オーストリア、日本)

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