アルジェリア、6月1日から国際便を一部再開

(アルジェリア)

パリ発

2021年06月09日

アルジェリア政府は6月1日、2020年3月19日から全面的に停止していた国際旅客便の運航を一部再開した。アルジェリア航空は同日から、フランス、スペイン、チュニジアおよびトルコへのフライト運航を再開し、合計週6便となっている〔「国営アルジェリア通信(APS)」6月1日〕。

12歳以上のアルジェリアへの渡航者は、出発前36時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(アラビア語、英語またはフランス語記載)の提示が義務付けられている。到着直後に空港でPCR検査を受け、その後、5日間の自己隔離と隔離期間終了時のPCR検査を求められる。渡航者は政府が指定するホテルでの自己隔離を義務付けられており、ホテルを出発前に予約し、事前に決済しておく必要がある。宿泊費、空港と宿泊先間の交通費および自己隔離期間終了時のPCR検査料は4万1,000アルジェリア・ディナール(約3万3,620円、1アルジェリア・ディナール=約0.82円)、アルジェリア国籍の場合は、3万3,000アルジェリア・ディナールに相当する。

(ピエリック・グルニエ)

(アルジェリア)

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