韓米間のサプライチェーン協力に関する共同声明を発表

(韓国、米国)

ソウル発

2021年05月25日

韓国の産業通商資源部は5月21日、ビジネスラウンドテーブル開催の機会を捉え、文勝煜(ムン・スンウク)長官と米国商務省のジーナ・レモンド長官との間で、サプライチェーン協力に関する共同声明「Joint Statement between the Korean Ministry of Industry and the US Department of Commerce」を発表した。同声明の概要は以下のとおり。原文は産業通商資源部外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照(韓国語・英語)。

  1. 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行と気候変動時代の中で、米国と韓国は、デジタルおよび低炭素経済が社会変革と経済的繁栄を牽引していくことを認識する。
  2. 本日、半導体、電池、自動車、バイオサイエンス(ワクチンなど)の企業とともに生産的な議論を行った。両国はイノベーションの中心となる重要産業の強靭なサプライチェーン構築に向けた努力を支援する。
  3. 両国の民間企業による投資は、長きにわたり両国のサプライチェーンに貢献してきた。両国経済界のさらなる協業は、強靭(きょうじん)なサプライチェーンの構築と産業競争力の最善の機会を提供しよう。
  4. これら産業界の連携を推進するため、韓国産業通商資源部と米国商務省は、人材交流、共同研究・開発プログラムおよび国際標準化に関する官民協力の重要性を認識する。
  5. 両国政府は、貿易の促進と相互運用性向上のための国際標準化について支援を継続する。
  6. 米国商務省と韓国産業通商資源部は、これらの達成のため、定期対話の場を通じて議論していくこととする。

(当間正明)

(韓国、米国)

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