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連邦政府、米モデルナ製ワクチンの追加調達契約を締結

(スイス)

ジュネーブ発

2021年05月07日

スイス連邦参事会(内閣)は5月6日、米国モデルナと新型コロナウイルスワクチンの追加調達契約を締結したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。この契約により、2022年の早い時期に700万回分のワクチンがモデルナからスイスに供給される。

連邦政府はワクチン供給を維持できるよう取り組みを強化している。モデルナは現在、ウイルス変異株に対しても高い予防能力を発揮できるワクチン開発を進めており、2022年の契約はスイスが新たな変異株への準備を進めることにつながる。ただし、この開発中のワクチンはスイスの薬事承認当局スイスメディックの承認を得る必要がある。

現在、連邦政府が新型コロナウイルスワクチンとして重点を置いているのはmRNAワクチンで、高い予防効果を持ち、副反応も少ないとしている。スイスはmRNAワクチンを製造するモデルナと2020年に調達契約を締結した。ワクチンの製造や供給には不確定な要素が多く、連邦政府は異なる技術によるさまざまなタイプのワクチン供給が可能となるよう、現在も複数のメーカーと協議を続けている。これまでに締結した調達契約の状況は以下のとおり。

  • mRNAタイプ:米国ファイザーから約600万回分、米国モデルナから1,350万回分(2021年)と700万回分(2022年、今回追加)、ドイツ・キュアバックから500万回分
  • ウイルスベクタータイプ:英国アストラゼネカから約530万回分
  • 組み換えタンパクベース:米国ノババックスから600万回分
  • 組み換えタンパク、ウイルスベクター、不活性ワクチン化などの組み合わせ:国際的なワクチン開発イニシアチブ「COVAX」から人口の約20%相当回数分(最大320万回分)

現時点でスイスで接種されているのはファイザー・ビオンテック製とモデルナ製のワクチンで、その他のワクチンはまだ承認されていない。連邦政府は2021年については、これらのワクチンが子供と若年層への接種を承認する場合は、子供や若年層への接種分も含めて既に十分な量のワクチンを確保しており、スイスで利用しないワクチンは他国への分配も検討するとしている。

(和田恭)

(スイス)

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