米ワシントン州、6月末に全面的な経済再開へ

(米国)

サンフランシスコ発

2021年05月21日

米国ワシントン州のジェイ・インスレー知事は5月13日、新型コロナウイルス感染予防のための屋内活動における収容人数制限を6月30日にほぼ全て解除し、全面的な経済再開を行う予定と発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。16歳以上の住民の70%以上が少なくとも1回目のワクチン接種を終えることが全面再開の条件となる。13日時点でこの達成率は56%となっている。6月30日より前に達成された場合、全面再開の日程は早まる可能性もあるが、今後の感染状況次第となる。

同州は「Healthy Washington」と呼ばれる経済再開計画に基づき、ビジネス活動の再開・制限について、各郡を感染状況に応じて3つの段階に分類し管理している。今回のインスレー知事の発表に伴い、全ての郡は5月18日から最も制限が緩いフェーズ3となった(注1)。また、同知事はマスク着用ガイダンスに関して、米国疾病予防管理センター(CDC)が13日に発表した新たなマスク着用指針(2021年5月18日記事参照)を全面的に採用すると発表した。ただし、事業者は顧客にマスクの着用を求めることができる。

オレゴン州でも、ケイト・ブラウン知事が5月11日、ほぼ全ての経済制限の解除に向けて、16歳以上の住民の70%以上が少なくとも1回目のワクチン接種を終えることを目標とすると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同知事は「6月中にこの目標を達成できると確信している」と述べた。18日には州保健当局がCDCの新たなマスク着用指針に基づき、州のガイドラインを更新外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

6月15日からの全面的な経済再開の見通しを4月に発表したカリフォルニア州(2021年4月9日記事参照)では、マスク着用に関して、同州保健福祉局が5月17日、ワクチン接種完了者については6月15日以降、CDCの指針に従いほぼ全ての屋内でマスク着用を不要にする予定と発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

(注1)フェーズ3では例えば、飲食店や小売店は収容人数を定員の50%までに制限して営業可能。屋外スポーツイベントは原則400人まで収容可能。

(注2)各種決められた回数のワクチン接種完了後2週間を経た者が対象で、ファイザー製とモデルナ製は2回の接種、ジョンソン・エンド・ジョンソン製は1回の接種でワクチン接種完了とされている。

(石橋裕貴)

(米国)

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