4月の輸出額は順調に推移、ロックダウンの影響を受けず

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年05月26日

バングラデシュ輸出振興庁が5月に発表した統計外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、バングラデシュの2020年7月~2021年4月における輸出額は320億7,273万ドルで、前年同期比8.7%増となった(添付資料表参照)。主要輸出品の衣料品が6.2%増の260億490万ドルとなり、そのうち、ニットは15.3%増の139億9,595万ドル、布帛(ふはく)は2.7%減の120億895万ドルだった。

4月単月でみた場合、輸出額は31億3,438万ドルで、前年同月比6.0倍になった。衣料品は6.7倍の25億1,699万ドルとなり、うち、ニットが7.4倍の13億4,177万ドル、布帛が6.0倍の11億7,521万ドルだった。2020年4月は新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンの影響で、輸出志向型産業についても稼働停止となったことから、輸出額が大きく落ち込んだ反動により、2021年4月の前年同月比が大幅増となっている。2021年は、4月5日からロックダウンが開始されたものの、輸出志向型産業は操業可能となり、ロックダウン開始前と比べて、輸出額は減少することなく、順調に推移した。

ダッカから北西に約220キロに位置するイシュワルディ輸出加工区で、作業用ゴム手袋などを生産する東和バングラデシュ(本社:福岡県)は、順調な輸出状況になっており、ロックダウン中でも、金曜日も稼働する4班3直体制で生産する。同社は、新設中の製造ラインを稼働するため、日本から技術支援のために出張者の受け入れを検討している。同社の国見昌幸代表取締役社長は「徹底した感染対策を実施し、生産継続が維持できるよう尽力している」と話す。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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