NTTグループ、エドモントン国際空港でのオンデマンドバスサービス開発に参画

(カナダ)

トロント発

2021年05月25日

NTTグループ、カナダ・エドモントン国際空港(EIA)、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は5月13日、カナダ・アルバータ州の投資誘致機関インベスト・アルバータ・コーポレーション(IAC)の支援の下、スマート交通プロジェクトを共同で開発するための覚書(MOU)を締結したと発表した。このMOUには、年間820万人が利用するカナダで第5の空港のEIAおよびその周辺で、デジタル・オンデマンドバスサービスを提供する計画が含まれている。NTTグループのスマートシティ技術を活用し、利用者需要に応じた最適ルートで送迎するバスサービスの導入を目指す。パイロットプロジェクトの初期段階では、モバイルアプリやウェブポータルを利用したバスのオンライン予約や、バスのルートおよびスケジュールをリアルタイムに調整することにより、ドアツードアに近いサービスを提供する予定だ。

アルバータ州側は、NTTグループとJOINがEIAを北米初のテストサイトとして選んだことを歓迎している。EIAのトム・ルース社長兼最高経営責任者(CEO)は「NTTグループとJOINの協力により、オンデマンドサービスやMaaS(Mobility as a Service)といった、スマート輸送サービスおよびソリューションの提供が可能になる。利用者の利便性を向上させ、社会的、環境的、経済的な影響を改善することは、EIAの戦略的イニシアチブの一部で、今回のNTTグループおよびJOINとの提携によってその取り組みが加速されると確信している」と述べている。

このプロジェクトには、カナダ企業のパントニアムも参加。同社は人工知能(AI)を使った、公共交通機関のためのルート最適化を行うソフトウエアを開発しているスタートアップで、2019年に開催されたNTTデータのオープンイノベーションコンテスト・トロント大会の優勝者だ。それ以来、NTTデータとの共同開発を続けており、今回のプロジェクトへの参加に至っているという。同社CEO兼共同設立者のレミ・デサ氏は、ジェトロに対し「スマートシティアプリケーションのグローバルリーダーであるNTTグループと、エドモントン国際空港の革新的なオンデマンド輸送プロジェクトで協力できることを大変うれしく思う」と語っている。

(江崎江里子)

(カナダ)

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