世界銀行、モロッコの2021年実質GDP成長率を4.2%と予測

(モロッコ)

ラバト発

2021年04月09日

世界銀行は4月2日、モロッコの2021年の実質GDP成長率を4.2%と予測するレポートを発表した。要因として、農業分野の回復が見込まれることや、モロッコ政府による効果的な新型コロナウイルスのワクチン接種キャンペーン、金融政策の緩和継続などを挙げている。

業種別にみると、農業で10.3%増、製造業で3.4%増、サービス産業で3.1%増になると予側。需要項目別では、民間需要が3.7%増、公的需要5.6%増、総固定資本形成5.5%増、財貨・サービス輸出6.9%増、輸入6.3%増と予測し、2020年の「新型コロナ禍」における経済状況からの回復、成長を予測している。

また、同レポートでは、2021年の予測とともに、2020年の実質GDP成長率をマイナス7%とした。要因として、降雨量に恵まれなかった農業分野が7.1%減、新型コロナウイルス感染拡大による厳しいロックダウンで、観光業や飲食業などのサービス産業分野で6.8%減となったことが挙げられる。需要項目別では、公的需要が6.2%増となったものの、それ以外の項目はマイナスとなっている。民間需要は9.4%減、総固定資本形成8.5%減、財貨・サービス輸出14.1%減、輸入12.1%減としている。

(石橋洋一郎)

(モロッコ)

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