ヨコガワ・ヨーロッパ、ブカレストのコージェネ発電所に高効率化システム導入、CO2削減に貢献

(ルーマニア)

ブカレスト発

2021年04月23日

横河電機の欧州地域本社であるヨコガワ・ヨーロッパ(本社:オランダ)のルーマニア支店は4月15日、ブカレスト市の電力会社ECLENが1972年から運営するコージェネレーション(熱電併給)発電所向けに、横河電機の効率化システムを導入する工事が完成し、納品を終えたと発表した。

導入費用が100万ユーロに上るこのシステムでは、旧式のタービンに同社のタービン制御ソリューションを導入することで、ガスコンプレッサーのエネルギー効率を大幅に改善、二酸化炭素(CO2)削減を実現した。発電所を止めることなく、工事を完了。システム導入後は、刻々と変わる需要状況に応じて発電優先モードと熱供給優先モードを完全自動で切り替え、発電所の寿命を10年延ばすことに成功した。自動バックアップ、リカバリーソリューションを備えた高度なサイバーセキュリティプログラムも導入されている。

発電所を運営するECLENは、ブカレスト市の地域暖房など熱供給の約90%を担う大手事業者で、ヨコガワ・ヨーロッパのルーマニア支店の飯塚祐康カントリーマネージャーは「ブカレスト市民へ安定した電力と熱エネルギーを供給することにより、計測・制御・情報を通じて社会に貢献するという横河電機の企業理念を1つ体現できた」と述べた。

開発期間中、新型コロナウイルス流行によりスタッフは在宅勤務を余儀なくされたが、プロジェクトチームには同社やECLENのスタッフのほか、横河電機のチェコ、米国、オーストラリアの支店からもリモートで協力を得て、わずか8カ月で納期前に完成した。

(西澤成世)

(ルーマニア)

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