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最新経済動向と見通し、緩やかな回復を維持

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年04月27日

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)は4月22日、GDPの先行指数である2021年2月の産業活動指数を発表した。前年同月比で2.6%減、前月比で1.0%減(季節調整済み)だった(添付資料図参照)。前年同月比では19カ月連続でマイナス、前月比では2020年4月以来のマイナスとなり、同年5月から続いた緩やかな回復は足踏み状態となった。ただし、2月は製造業において工場の稼働を保守点検などの目的で意図的に停止したところが多かったとされており、産業活動の回復自体は続いているとみられる。

産業別に前年同月比でみると、調査対象の15業種のうち9業種がマイナス成長となった(添付資料表1参照)。製造業、建設業、商業が全体の伸び率を押し上げた一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きいホテル・レストラン、輸送・通信、その他の個人・社会サービスが全体の伸び率を大きく押し下げた。

今後も、産業活動の緩やかな回復が見込まれている。中央銀行が4月9日に発表した、国内外の民間エコノミストへのアンケート結果に基づく最新の経済見通し(REM)によると、2021年の実質GDP成長率の見通しは6.7%で、前月の調査から0.5ポイント増と大幅に上方修正された(添付資料表2参照)。

産業活動指数は、新型コロナウイルス感染拡大直前の水準に戻りつつあるものの、アルゼンチン経済は2018年以降、3年連続でマイナス成長を続けており、長期時系列でみれば回復は不十分だ。2021年4月に入り、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高を記録したため、国内全土で行動制限が強化されており、産業活動の先行きは不透明感を増している。

(西澤裕介)

(アルゼンチン)

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