貿易相など一部閣僚が交代

(トルコ)

イスタンブール発

2021年04月30日

トルコの4月21日付官報任命令2021/193号PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、ルフサル・ペキジャン貿易相が解任され、後任にメフメト・ムシュ氏が任命された。ムシュ新貿易相は与党・公正発展党(AKP)の経済関係担当の副党首を務め、国会議員として3期選出され、経済関連の法案作成などに関わってきた人物だ。

また、同日付官報大統領府決定73号PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)により、家族・労働・社会サービス省は、家族・社会サービス省と労働・社会保障省に分割された。それに伴ってゼフラ・ズムリュット・セルチュク大臣は解任され、前述の任命令2021/193号で、家族・社会サービス相にデルヤ・ヤヌク氏、労働・社会保障相にはベダト・ビルギン氏が任命された。ヤヌク家族・社会サービス相はイスタンブール市のAKP幹部で、同市議会で議員として2期活動した。ビルギン労働・社会保障相は労働経済学の研究者で、エルドアン大統領の主席顧問を務めた経験を有する。

(エライ・バシュ)

(トルコ)

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