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米自動運転車開発のクルーズに小売り大手ウォルマートが投資

(米国、アラブ首長国連邦)

サンフランシスコ発

2021年04月21日

米国自動運転車開発のクルーズは4月15日、2021年1月に発表したホンダやマイクロソフトなどからの最新の資金調達ラウンドに、米国小売り大手のウォルマートも加わったことを明らかにした。ウォルマートによる投資金額は公表されていないが、同ラウンドでの調達総額は27億5,000万ドルになった。

クルーズは2020年11月にウォルマートとのパートナーシップを発表しており、クルーズの電気自動運転車両を利用した試験的デリバリープログラムをアリゾナ州で立ち上げた。

ウォルマートのジョン・ファーナー社長兼最高経営責任者(CEO)は4月15日、同社ブログで「この投資は素早く、低価格でスケーラブル(注1)なラストマイル配送(注2)エコシステム構築への当社の取り組みを後押しするだろう」と述べている。また、同社が2040年までに温室効果ガス排出ゼロなどの目標に向け、気候変動に対する行動を起こす上でクルーズはうってつけのパートナーとしている。

クルーズは2013年にカリフォルニア州サンフランシスコで創業後、2016年にゼネラルモーターズ(GM)に買収されて同社傘下となった。2021年1月時点で、クルーズの評価額は300億ドルに達している。4月12日には、全電気自動運転車両による配車サービスを国外で初めてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで展開することを発表した。ドバイは2030年までに全輸送の25%を自動運転化することを目指している。2023年から限られた台数でクルーズの車両を導入し始め、2030年までに4,000台に増やす予定だ。

(注1)ビジネス規模が拡大してもユーザーのニーズを継続的に満たせること、またはサービスの有用性が増すことを指す。

(注2)事業者とユーザーをつなぐ最後の区間の配送を指す。

(田中三保子)

(米国、アラブ首長国連邦)

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