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アルベルト・フェルナンデス大統領が新型コロナウイルスに感染

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年04月06日

アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は4月3日早朝、37.3度の熱と軽い頭痛があったため、新型コロナウイルスの抗原検査を受けたところ、陽性だったと自身のツイッターを通じて発表した。その後のPCR検査も陽性だった。「体調は安定している」としている。

フェルナンデス大統領はロシア製の新型コロナワクチン「スプートニクV」接種を2回済ませていた。スプートニクVを開発したロシアの国立ガマレヤ研究所も4月3日、ツイッターを通じて「(フェルナンデス大統領が感染したとの)ニュースは残念だ。スプートニクVは感染に対して91.6%、重症化に対して100%の有効性がある。ワクチンを接種することで重篤な症状が出ずに速やかに回復する。一日も早い回復を祈る」とコメントした。アルゼンチン保健省も4月3日、新型コロナワクチン接種者のうち、接種後に同ウイルスに感染した人の数は「0.2%にすぎない」と発表した。また、4日付の現地紙「クラリン」によると、ブエノスアイレス自治市のフェルナン・キロス保健相も「政府のワクチン接種戦略でも、ワクチンは重篤な病気や致命的な病気を防ぐためであり、病気になるのを防ぐためのものではない」と述べ、ワクチンに対する国民の不安を打ち消した。

これまでにアルゼンチンが確保したワクチンは730万回接種分にとどまる。そのため、カルラ・ビソッティ保健相と、ブエノスアイレス市と23州の保健相は3月26日、2回目のワクチン接種を遅らせ、少しでも多くの国民に1回目を接種することで合意している。

アルゼンチンでは3月に入って新規感染者数が増加に転じている。同月下旬以降は1日の新規感染者数1万人を超える日が続いており、感染の第2波が到来している。これを受け、フェルナンデス大統領とブエノスアイレス市のオラシオ・ロドリゲス・ラレッタ市長は4月3日に規制強化の是非を議論する予定だったが、対面での会談は中止されてテレビ会議方式で行われた。同日付の現地紙「クラリン」によると、ブエノスアイレス市内の学校の対面授業は継続することで一致した。今後、ブエノスアイレス州も交えてブエノスアイレス首都圏の規制強化について議論すると報じられている。

(西澤裕介)

(アルゼンチン)

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