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2月の就業者数は8万8,700人増、「新型コロナ禍」前の水準に回復

(オーストラリア)

シドニー発

2021年03月19日

オーストラリア統計局(ABS)は3月18日、2月の雇用統計を発表し、就業者数(季節調整値)が前月から8万8,700人増加したことを明らかにした。失業者数は6万9,900人減少し、失業率は0.5ポイント改善して5.8%となった。

就業者数の伸びは、フルタイム労働者の増加(8万9,100人増)によるもので、パートタイム労働者が500人減とわずかに減少し、全体では前月比0.7%増の1,300万6,900人となった。月間総労働時間は6.1%増の17億6,700万時間で、労働参加率は横ばいの66.1%だった。また、不完全雇用率は0.4ポイント上昇して8.5%、労働力の未活用率は0.1ポイント低下して14.4%となった。

ABSは、2020年3月から5月までの間に減少した労働時間の94%が回復している、と説明した。また、新型コロナウイルス感染拡大前となる2020年3月時点と比較すると、失業者数は約8万9,000人多く、失業率は0.6ポイント高くなっているが、就業者数は3,600人多くなっており、労働市場の回復は力強く続いている、との見方を示した。

失業率を州別にみると、クイーンズランド州(0.8ポイント改善の6.1%)、ビクトリア州(0.7ポイント改善の5.6%)、北部準州(0.7ポイント改善の4.9%)で大きな改善がみられたほか、ニューサウスウェールズ州(0.4ポイント改善の5.6%)、南オーストラリア州(0.2ポイント改善の6.8%)、西オーストラリア州(0.1ポイント改善の6.0%)、タスマニア州(0.2ポイント改善の5.7%)、首都特別地域(0.3ポイント改善の4.1%)と、全ての州で前月から改善した。

スコット・モリソン首相は、「オーストラリア経済が景気後退局面に入って以降、87万6,400人の雇用が再び創出され、就業者数は『新型コロナ禍』前を上回る水準まで回復した」と強調した。また、連邦政府による経済支援策の1つである賃金補助制度が3月28日に終了することから、「経済回復が次の段階へ移行するにあたり、引き続き雇用の創出を支援する」と述べた。

(住裕美)

(オーストラリア)

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