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協力深まる日本・インドのバイオ系スタートアップ投資

(インド、日本)

ベンガルール発

2021年03月31日

日本でディープテック系インキュベーション・シードファンディングを手がけるビヨンドネクストベンチャーズ(Beyond Next Ventures、BNV)はインドの国立バイオ系インキュベーション施設C-CAMPと連携し、インドスタートアップ向けのファンディングプログラムを実施している。2月に募集を開始した4回目の募集締め切りが3月末に迫り、今回は人工知能(AI)/機械学習(ML)を活用したヘルスケアや、ライフサイエンス、バイオおよび農業分野のスタートアップに対し、最大30万ドルを投資する予定だという。BNVとC-CAMPはジェトロも支援するかたちで覚書(MOU)を締結し、両者が連携した「C-CAMP - Beyond Next ventures Innovation Hub(CBIH)」を設立して以来、関係を深化させている。

写真 インドスタートアップ向けの広報(C-CAMP、BNV提供)

インドスタートアップ向けの広報(C-CAMP、BNV提供)

BNVはこれまでも経済産業省補助事業などを活用し、インド・ベンガルールのスタートアップコミュニティーに対する積極的なアプローチを行っている。取り組みについて、BNVの伊藤毅最高経営責任者(CEO)は「これまで、バイオ・創薬、アグリ・フード、医療機器・ヘルスケア、AIをテーマに約370社の応募があった。既に2社に投資を行い、もう1社にも投資を予定している」という。また「今回、エンジニアリング力の強いインドで、AI関連のスタートアップの投資支援をC-CAMPとこれから手掛けられることを楽しみにしている」と期待を語っている。

C-CAMPのタスリマリフ・サイード所長は「BNVとの提携で既に投資も行っており、ジェトロ・日印スタートアップハブを介してこれらのスタートアップが日本企業と接点を持つことも期待している」と述べる。

ベンガルールでは、各国の総領事館や貿易機関によるスタートアップの自国誘致や自国企業との協業促進が行われており、中でもスイスやオランダ、ドイツなどはバイオ・農業分野のスタートアップに対して積極的にアプローチしている。ジェトロも日本のスタートアップの当地への進出支援に加え、このような企業連携の取り組みにも積極的に支援している。

(遠藤豊)

(インド、日本)

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