日本からの入国者は事前のPCR検査不要に

(パキスタン)

カラチ発

2021年03月04日

パキスタン航空当局(CAA)は3月1日、入国者の国カテゴリーの見直しPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を発表し、新型コロナウイルスの事前のPCR検査について、日本は不要な「カテゴリーA」に分類された。同日から3月14日まで有効。12月16日から2月までは、日本は出国72時間前までに受けたPCR検査の陰性証明書が必要な「カテゴリーB」だった。ただし、入国の際に各種情報登録を行う「PASS TRACK」アプリへの登録は引き続き求められる。

航空当局が2月27日に発表した国カテゴリーの見直しでは、日本は依然としてカテゴリーBのままだっただけに、今回の変更は検査が不要になるメリットはあるものの、わずか2日後という短期間での変更発表には一部の関係者からは困惑の声も聞こえる。

今回の変更が非常に急なことから、空港や航空会社の末端の職員にまで十分伝わっていないことも予想されるため、渡航の際には注意が必要だ。今後も突然の変更が発表されることもあり得るので、パキスタンへ渡航する場合は、パキスタン政府の新型コロナのサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます航空当局のサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから最新情報を収集することが推奨される。

(山口和紀)

(パキスタン)

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