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アルゼンチン政府、ブラジル、メキシコ、チリからの航空便を停止し入国条件を厳格化

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年03月29日

アルゼンチン政府は3月26日、行政決議268/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを公布し、ブラジル、メキシコ、チリからの航空便を停止すると発表した。今回の決定は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした国境封鎖措置の一環で、特にブラジル、ウルグアイ、チリ、パラグアイ、ペルー、コロンビアにおける感染拡大状況への懸念、さらに国内では海外渡航者とその濃厚接触者に関連した感染者の増加およびウイルスの変異株が確認されていることが理由として挙げられている。また、入国のための条件も厳格化された。同措置は、3月27日午前0時から施行され、期限は設けられていない。

今回の措置の主な内容は以下のとおり。

  • 英国発着の航空便に加えて、ブラジル、メキシコ、チリからの航空便を停止する。
  • 国外渡航中のアルゼンチン人および居住者の帰国便は、今回の措置の施行日以前に出国し、帰国予定日が措置施行日より48時間以内の航空便を例外として認める。
  • アルゼンチン人、アルゼンチンに居住する外国人、移民局から例外として入国が認められる外国人の入国時には、新型コロナウイルスの検査を受け、7日間の強制隔離後、新たな検査を受ける。検査費は入国者が負担する。
  • 入国時の検査において陽性が確認された場合、ゲノム配列を分析するためにPCR検査を再度受ける。入国時の検査で陽性が確認された場合、本人と濃厚接触者は当局が指定する場所で隔離され、必要に応じて在住都市まで移動する。隔離場所の費用などは入国者が負担する。
  • 入国から7日後に受けた検査で陽性が確認された場合、濃厚接触者を追跡し、当局が指定する場所で隔離される。隔離場所の費用などは入国者が負担する。

3月26日付の国営テラム通信によると、現地報道のインタビューに応じたサンティアゴ・カフィエロ内閣官房長官は「現時点では外出禁止措置を厳格化しない。新型コロナウイルス感染拡大前の状況まで回復した工業や建設業など、これまで成し遂げた経済回復を重視したい」と主張したが、「明日にでも感染者数が急増し、変異株の市中感染が確認されれば、新たな措置の導入は致し方ない」とも説明した。

3月25日時点の保健省報告によると、全国の新規感染者数は8,238人、累計感染者数は227万8,115人、累計死者数は5万5,092人。また、3月26日時点で新型コロナワクチンの2回接種を完了したのは65万71人。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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