海外出張者などに対するワクチン接種手続きの概要を発表

(韓国)

ソウル発

2021年03月11日

韓国の疾病管理庁は3月10日、特別な理由で海外渡航が必要な者に対する特例的なワクチン接種手続きの概要を発表した。詳細は、近日中にあらためて発表する予定。

1.適用対象

(1)国防、外交など国益と直結する業務遂行(注1)を目的とした出国、重要な経済活動および公益目的(注2)による3カ月前後の短期外国訪問者であり、(2)訪問予定国がワクチン接種証明書を要求する場合、または、新型コロナウイルス感染のリスクが高い国(変異株が発生している場合も含む)に訪問する場合に、限定的に適用する。

2.予防接種申請先

上記1に該当する者は、随時、当該業務所管省庁および企業人出入国総合支援センター外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに申請可能で、各省庁の基準に従い審査後、疾病管理庁の承認が完了すると、申請者の居住地または勤務地を管轄する保健所などでワクチン接種が可能。

3.接種所要期間

接種回数を2回としていることから、申請から接種完了まで約2カ月が必要。

4.予防接種証明書

予防接種サポートページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、または政府24システム外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを通じ、韓国語および英語の予防接種証明書をオンラインで発給可能。

5.申請開始

公務上の国外出張者および一般企業関係者の場合、3月17日から申請が可能。

(注1)公務上の国外出張、海外への兵士派遣、在外公館派遣など。

(注2)オリンピックへの参加など。

(当間正明)

(韓国)

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