ジェトロ、上海でオンラインとオフライン組み合わせた日本酒商談会を開催

(中国、日本)

上海発

2021年03月19日

ジェトロは3月12日、上海市でオンラインとオフラインを組み合わせた日本酒の商談会を開催した。新型コロナウイルスにより渡航制限があるため、参加した日本側の酒造メーカーはオンライン上で商品のプレゼンテーションを行い、上海市の日本酒卸業者と日本食レストラン関係者との間で商談会を実施した。

日本の酒造メーカー(16社)と日本酒卸業者、上海近郊の日本食レストランの関係者などのバイヤー(約200人)が商談会に参加した。会場で日本酒のサンプルを試飲し、酒造メーカーの説明を熱心に聞くバイヤーの姿が印象的だった。バイヤーからは「直接酒造メーカーと接する機会もないため、こうしたイベントは貴重だ。日本酒に対する理解が深まった」などのコメントがあった。

農林水産省の報告によると、中国向けのアルコール輸出量は2018年の65億円から2019年は101億円と大きく伸びている。上海市内の日本食レストランでは、日本酒卸業者間の競争が激しくなっているとの声も上がっている。今後、日本酒の輸出をさらに拡大していくためには、上海近郊の地方都市や内陸部の主要都市、中華レストランなどでの日本酒需要の掘り起こしが課題となっている。

写真 日本酒の酒造メーカーのオンライン・プレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)

日本酒の酒造メーカーのオンライン・プレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)

(高島寛)

(中国、日本)

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