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国軍司令官兼国家統治評議会議長が初のテレビ演説

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2021年02月10日

2月8日に、ミャンマーのミンアウンライン国軍司令官兼国家統治評議会議長(以下、国軍司令官)は、国軍による権力掌握後初のテレビ演説を行い、今後の施政方針を発表した。国家統治評議会の政策、外交政策、経済政策については従来の方針からの変更はないとし、外国直接投資を誘致する方針を述べた。演説の中では、2月1日に発表した5つのポイントからなるロードマップについても言及された。5つのポイントは次のとおり。

  1. 新たな選挙管理委員会を立ち上げ、法に基づいて選挙人名簿の検証を行う。
  2. 新型コロナウイルス感染拡大の防止のための対策を継続して実行し、新型コロナウイルスの予防と治療に一層迅速に取り組む。引き続き新型コロナウイルス基金を運用し、ワクチンの調達に努める。誰一人取り残されることがないよう、ワクチンの接種を進めていく。
  3. 新型コロナウイルスにより、打撃を受けた経済の立て直しを速やかに行う。国内外からの投資、そして関係国からの協力を歓迎する。これまでになされた合意事項は法にのっとり順守し、前政権下で認められていた事業については可及的速やかに認可を出す。
  4. 全土停戦合意文書(NCA)に基づき、国内和平の達成に向けた活動を遂行する。
  5. 国家権力は、国家緊急事態宣言の終了後に、民主的な手法で実施される選挙において勝利した政党に移譲される。

公務員による職場ボイコット運動も

国軍の政権掌握に反対するデモが全国規模で広がりをみせる中、現地メディアは、公務員による職場のボイコット運動(CDM:Civil Disobedience  Movement)の広がりを報じている。国営紙では、保健省医療従事者に対し職場に戻るよう呼び掛けるメッセージが掲載されたほか、国軍司令官が2月9日、公務員は政治活動が禁止されており、ボイコットへの参加を呼び掛けるあらゆる手段を処罰していくとするコメントを報じた。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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