ゼネスト情報受け、22日に小売店などの営業中止

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2021年02月22日

ミャンマーでは2月22日、朝から全国で大規模なゼネストが行われるといわれている。これを受け、現地小売り大手シティマートホールディングスは同日にグループ傘下の全店舗(シティマート、マーケットプレース、オーシャンなど)の営業を中止すると21日にフェイスブック上で発表した。日系スーパーマーケットのイオンオレンジやショッピングモールのセインゲーハー、ガモンプインなども22日に全店舗の営業を中止するとしている。

フードデリバリーを行う日系のHi-So(ハイソー)や、外資系のFood Panda(フードパンダ)、Grab Food(グラブフード)、Grab Mart(グラブマート)も22日にデリバリーサービスを中止するという。ケンタッキーフライドチキンも全店舗の営業を中止すると発表した。各社とも23日は営業を再開する予定としている。

現地メディアのフェイスブック上で、当局がヤンゴン限定でインターネットサービスを午前1時~正午に遮断すると報じており、市民の間にもこのうわさは広まっている。ミャンマーは2月15日から、午前1時から午前9時まで全国的にインターネットを遮断しており、22日に限ってヤンゴンは正午まで延長されるといわれていたが、午前9時現在、ヤンゴンでのインターネットは開通している(ただし、携帯電話のSIMカードによるデータ通信は遮断されたままとなっている)。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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