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完全封鎖で感染予防、国際会議専用ホテルが開業

(シンガポール)

シンガポール発

2021年02月24日

シンガポールの投資会社テマセク・ホールディングスは、シンガポール国内最大の国際会議・展示会場、シンガポール・エキスポに2月18日、完全に封鎖した空間で安全に海外からの出張者を受け入れる特別施設「コネクト・アット・チャンギ(Connect@Changi)」の第1期分の開業を発表した。テマセク・ホールディングスによると、同施設は、新型コロナウイルスの感染予防対策を施した空間の中で安心して商談ができる環境を整えた世界初の専用施設となる。出張者は施設内に宿泊し、ガラス越しに在住者と会談するなどの活動を行うことができる。

コネクト・アット・チャンギは、貿易産業省が2020年12月15日に発表した実験的なイニシアチブ「コネクト・アット・シンガポール」に基づく特別宿泊施設の第1号。同イニシアチブはビジネスや公務での出張者を対象に、指定宿泊施設内だけで過ごし、入国時と入国後3日、7日、そして14日目にPCR検査を受けることなどを条件に、相互グリーン・レーン(RGL)など2国間の相互協定のない国を含め、全世界からの出張者について最長14日間の滞在を隔離なしで認めるもの(注)。

写真 シンガポール・エキスポの一部を改装した特別宿泊施設内の10人収容の特別会議室は感染防止対策のためガラスで仕切られている(コネクト・アット・チャンギ提供)

シンガポール・エキスポの一部を改装した特別宿泊施設内の10人収容の特別会議室は感染防止対策のためガラスで仕切られている(コネクト・アット・チャンギ提供)

コネクト・アット・チャンギは、チャンギ空港から車で5分の場所にあるシンガポール・エキスポ内の一部施設を改装したもの。今回、開業した第1期分は、客室数が150室、4~22人を収容できる40の会議室からなる。今後、5月までに客室数を660室まで拡張し、会議室も170室に拡張し、2021年内には収容能力を1,300人まで拡大する計画だ。宿泊料は、食事、検査費用などを含め1泊384シンガポール・ドル(約3万720円、Sドル、1Sドル=約80円)。予約は、同施設のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、またはアプリを通じて行う。地元紙「ビジネス・タイムズ」(2月19日)によると、テマセクの医療機器子会社アドバンスド・メッドテック・ホールディングスが3月に、国内外の約30人の幹部を集めた会合を開催する予定だ。

コネクト・アット・チャンギは、政府系投資会社テマセク・ホールディングが率いる企業連合が開発した。企業連合には、サービスホテル運営会社アスコット、空港運営会社チャンギ・エアポート・グループ、都市計画コンサルタント会社のスルバナジュロン、展示会・会議運営会社シンゲックス・スペア・ホールディングス、医療専門投資会社シーアズ・ヘルスケアが参画している。

(注)コネクト・アット・シンガポール(Connect@Singapore)のイニシアチブに基づく具体的な入国申請手続きについては、移民局のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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