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57日ぶりの新型コロナ市中感染、集団感染確認で警戒高まる

(ベトナム)

ハノイ発

2021年01月29日

ベトナム保健省は1月28日、北部のハイズオン省とクアンニン省で新型コロナウイルスの市中感染が発生したと発表した。国内の市中感染は57日ぶりで、感染経路は明らかになっていない。29日朝の発表では、近郊の首都ハノイ市やハイフォン市、バクニン省でも感染が確認された。

ハイズオン省では、台湾系メーカーで集団感染が発生し、28日に72人の感染が確認された。同省出身の女性が日本入国後に新型コロナウイルス変異株の感染が判明したことを受け、調査が進む中でわかった(注)。クアンニン省では、バンドン空港の従業員の感染が発覚。接触者への検査が進められ、28日に10人の感染が確認された。両省ではその後も感染数が増加している。

市中感染の発生を受けて政府は同日、首相指示5号(5/CT-TTg)を発出。ハイズオン省チーリン市で1月28日正午から21日間、首相指示16号(16/CT-TTg)に基づく外出制限措置を実施する。バンドン空港の運営も28日正午から一時停止となった。感染者との接触者は21日間の隔離が要請される。今後の感染状況によっては外出制限の対象地域が広がる。

北部の日系企業では、外出制限措置を受け、一部従業員が出勤できなくなるなどの問題が起きている。

28日発表の感染者は90人を超え、1日当たりで過去最多となった。1月25日から2月2日までハノイ市内ではベトナム共産党大会が開催されており、2月中旬にはテト(旧正月)休暇を控えているため、警戒が高まっている。

(注)日本の厚生労働省が1月26日に公表した情報外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに基づく。ベトナム保健省によると、当人はハイズオン省からハノイに車で移動し、ノイバイ空港からシンガポール経由で関西空港に到着した。出国前の検査では新型コロナウイルス感染症は陰性だった。

(庄浩充)

(ベトナム)

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