外国人入国者のPCR検査陰性確認書の提出を義務化

(韓国)

ソウル発

2021年01月14日

韓国の中央防疫対策本部は1月7日、新型コロナウイルスの変異種が確認された国の増加を受け、韓国入国時のPCR検査陰性証明書の提出義務の対象を海外から入国する全ての外国人(注)に拡大すると発表した。空港は8日から、港湾は15日からの乗客が対象で、出発日基準で72時間以内に発給された陰性証明書の提出が必要となる。

変異種の国内流入を防ぐため、全ての入国者を対象に隔離解除前のPCR検査の実施、英国発航空便の入国中断(2020年12月23日~2021年1月21日の施行予定)、英国と南アフリカ共和国発入国者に対する発熱の基準の強化(37.5度→37.3度)やビザ発給の制限なども併せて行う。

(注)PCR検査陰性確認書の提出義務化措置は外国人が対象だが、英国と南アフリカ共和国発の入国者については、国籍を問わず韓国人にも提出を求めるほか、入国後、全員にPCR検査を実施し、陰性が確認されるまで隔離措置が取られる。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

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