英国からの入国、指定施設での隔離が必須に

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年01月06日

バングラデシュ航空局は12月29日、英国からの入国にかかる新たな措置を発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。英国内で新型コロナウイルスの変異種の感染が拡大していることを受けたもので、1月1日から15日が対象期間となる。

新たな措置の主な内容は以下のとおり。

  1. 英国を出発してバングラデシュに入国する者について(直行便、経由便を問わず)、従来課している入国時のPCR検査による陰性証明書の提示に加え、入国後は最低14日間、政府が指定する場所での隔離を必須とする。
  2. この措置は一時的とし、対象期間は1月1日午前0時1分から1月15日午後11時59分(バングラデシュ時間)とする。

現地報道によると、1月4日にロンドン発で、バングラデシュの北東部シレット経由、ダッカ行きのビーマンバングラデシュ航空のフライトで、42人がシレットに到着した。搭乗者は政府が指定した同市内のホテルで14日間の自己隔離措置となった。宿泊費用は自己負担で、外出や他者との面談は許可されないと伝えられている。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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