各種制限措置を1月31日まで再延長、英国からの入国は禁止に

(ミャンマー)

ヤンゴン発

2021年01月07日

ミャンマー政府は1月2日、新型コロナウイルスの変異種が確認されている英国の在住者と過去14日間に英国を訪問した人の入国を禁止すると発表した。ミャンマーの新規感染者数はここ数週間、1日当たり1,000人未満の日が継続しており、国内の感染はある程度落ち着きを見せている。一方、新型コロナウイルスの変異種への警戒感が強まっており、1月3日にはミャンマーへの入国者は外国人、ミャンマー人ともに、2週間の施設隔離(従来は1週間)と1週間の自宅隔離の合計3週間に変更することが発表された。

また、12月31日を期限としていた外出時のマスク着用義務や夜間外出禁止、集会の禁止、入国ビザの発給停止などの各種制限と、国際旅客機の着陸禁止については、12月末に1月31日までの延長が決まっている。

保健・スポーツ省の発表によると、1月5日時点の新型コロナウイルス感染者数は累計12万7,582人、回復者数は累計11万805人、死亡者数は2,766人、総検体数は190万4,389人となっている。

(細沼慶介)

(ミャンマー)

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