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第3四半期のGDP成長率、前年同期比マイナス1.8%

(ポーランド)

ワルシャワ発

2020年12月11日

ポーランド中央統計局(GUS)は11月30日、2020年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(季節調整済み)を前期比で7.9%と発表、第2四半期(4~6月)の落ち込みから改善した。一方、前年同期比でみると、マイナス1.8%となり、新型コロナウイルス感染拡大前の水準には及ばなかった(添付資料表参照)。前期比と前年同期比のどちらも11月13日発表の速報値からともに0.2ポイント上方修正した。

第3四半期のGDP成長率が前年同期比で落ち込んだ要因は、国内需要の減少によるもので、中でも総資本形成の20.8%減が響いた。個人消費は0.5%増、政府消費支出は3.2%増となったが、国内消費全体を新型コロナ禍以前の水準に戻すまでには至らなかった。他方、輸出は前年同期比1.7%増で前期の14.4%減から大幅に回復した。

今回の発表に関し、開発・労働・技術省は、第3四半期の生産と個人消費は「かなり速い回復速度」だと評価した。一方、総固定資本形成は前年同期比6.7%減となったものの、これは景気動向に強く左右される需要項目であることから、急速な大幅回復を期待することは難しいとの見方を示した。加えて、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な不況の貿易への影響にもかかわらず、ポーランドの輸出は競争力を発揮したと指摘した。

また同省は、第4四半期(10~12月)は新型コロナウイルス感染第2波に伴う行動制限の再導入の結果、GDP成長率の落ち込みが拡大するとし、2020年通年では前年比マイナス3%程度になると予測した。

(ニーナ・ルッベ・ルビニスカ)

(ポーランド)

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