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2021年の年間インフレ率は50%の見通し

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2020年12月11日

アルゼンチン中央銀行は12月4日、国内外42人の民間エコノミストを対象に11月26~30日に実施したアンケート結果に基づき、最新の経済見通しの集計中央値(REM)を発表した。今回のREMによると、2020年の経済成長率の見通しは引き上がったが、物価上昇が加速するとの見方だ。

2020年の消費者物価上昇率(インフレ率)見通しは36.7%で、前回調査比0.9ポイント増となった。2021年と2022年の見通しも悪化し、それぞれ50.0%(前回調査比1.1ポイント増)、36.4%(同0.5ポイント増)となった。月次で見ると、12月から2021年3月までの物価上昇は各月4%近い勢いを見せ、4月以降に3%台へとやや抑制される見通し(別添資料図1参照)。

2020年の実質GDP成長率予測はマイナス10.9%(前回調査比0.7ポイント増)とやや改善した。2021年も4.8%増(同0.3ポイント増)でやや改善、2022年は2.5%増(同±0.0ポイント)で前回調査から変化はない(別添資料図2参照)。四半期でみると、2020年第3四半期(7~9月)の実質GDPは前期比(季節調整済み)13.2%増(同2.7ポイント増)と大きく改善するとの予測。その後、第4四半期(10~12月)は同2.8%増(同0.1ポイント減)、2021年第1四半期(1~3月)は同0.9%増(同0.3ポイント減)と、見通しを引き下げた。

2020年12月の為替レートの月平均値見通しは1ドル83.0ペソ(前回調査比0.1ペソ減)となった。2021年12月の見通しは1ドル126.5ペソ(同1.5ペソ上昇)だった。

写真 中央銀行前(ジェトロ撮影)

中央銀行前(ジェトロ撮影)

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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