衆議院選挙を2021年9月に実施、2020年12月中の有権者登録を呼び掛け

(モロッコ)

ラバト発

2020年12月03日

モロッコのアブデルワフィ・ラフティト内務相は11月30日、2021年9月に実施予定の衆議院選挙への有権者登録を2020年12月1日に開始、31日に終了すると発表し、モロッコ国民への有権者登録を呼び掛けた。

有権者となるモロッコ国民は、18歳以上の個人および2021年3月31日までに18歳に達する個人が対象だ。登録は、居住地の地方行政当局に申請するか、インターネットによる申請で行う。

モロッコ議会は二院制で、衆議院議員は直接選挙(比例代表制)、参議院議員は間接選挙(地方議会議員などの互選)で選ばれる。衆議院は395議席で任期5年、参議院は120議席で任期6年。前回の衆議院選挙は2016年10月に行われ、イスラム主義政党の「公正と発展党(PJD)」が125議席を確保して第1党となり勝利後、2017年3月にエル・オトマニ氏(PJD)を首相とし、6党連立内閣が組閣されている。

(石橋洋一郎)

(モロッコ)

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