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ユニクロ・カナダ、モントリオールに旗艦店オープン

(カナダ)

トロント発

2020年12月01日

ユニクロがカナダ・ケベック州のモントリオールに10月23日、旗艦店をオープンした。同州には初出店となる。「新型コロナウイルス禍」で人の往来が激減したモントリオールの中心街に新たに進出を果たし、日本の大手アパレルブランドに地元は沸いている。ユニクロ・カナダの金子雄一郎最高経営責任者(CEO)に、出店の経緯などについて話を聞いた(11月25日)。

コロナ禍での新規出店を地元は歓迎

今回のモントリオール旗艦店は、ユニクロ・カナダでは14店舗目となる。当初、モントリオール進出はもう少し遅い時期を想定していたが、自分が着任してからカナダでの全体計画を見直し、国内第2の都市である同市への進出を前倒しして実施することにした。


新型コロナウイルスの影響で、今回出店したモントリオール・ダウンタウンのセント・キャサリン通りでも、多くの店舗が閉店している中での新規進出だったので、地元関係者から「よく来てくれた」と歓迎された。

写真 モントリオール中心に位置するイートンセンター内にある新店舗。道路に面した出入口を持つ店舗はユニクロ・カナダで初めて(同社提供)

モントリオール中心に位置するイートンセンター内にある新店舗。道路に面した出入口を持つ店舗はユニクロ・カナダで初めて(同社提供)

カナダの他都市での営業との違い

ケベック州の公用語はフランス語のため、英語とフランス語のバイリンガルのスタッフを採用し、基本はフランス語で対応している。

また、ケベック州はサステナビリティー(自然環境維持)やボランティアなどの意識が強いので、素材のリサイクルやデニムの染色の際の水の使用を90~99%削減していることを紹介する展示を店の一角に設けたり、100%再生紙のバッグを使用したりしている。

「新型コロナ禍」での苦労

新型コロナウイルス感染拡大による経済活動制限の影響で、スタッフの採用や教育を一部オンラインで実施しなければならなかった。なるべく対面で行うようにしたが、実店舗でのトレーニングは難しかった。

感染予防対策としては、カナダ全土で入店時の体温検査、来店者のマスク着用義務化、消毒液設置などフルコースで対応している。現地社員と相談しながら、スタッフが安心して仕事に従事できるように対応させていただいた。

もちろん大変な状況ではあるが、開店から約1カ月を過ぎたところで、売り上げは想定どおりかそれを少し上回っている。社会的距離を保つため、店内の人数制限を200人までとしているが、先週も店の外にずっと行列ができていた。今後さらにビジネスチャンスがあるとみている。

写真 店舗前で入店を待つ人々。ダウンタウンへの客足の呼び戻しへの貢献が期待される(同社提供)

店舗前で入店を待つ人々。ダウンタウンへの客足の呼び戻しへの貢献が期待される(同社提供)

(江崎江里子)

(カナダ)

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