非常事態期間を1月15日まで延長

(タイ)

バンコク発

2020年12月01日

タイ政府は11月23日の閣議で、2005年非常事態令に基づく措置の適用を1カ月半延長し、2021年1月15日までとすることを決定し、24日に(1)「タイ全土における非常事態令の延長に関する布告(第8版)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」、(2)「非常事態令に基づき首相が定めた措置、布告、命令の適用継続に関する布告外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」、(3)「非常事態令に基づき内閣が定めた布告の適用継続に関する布告外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」の3つの布告をそれぞれ官報に掲載した。

内容は過去7回の延長時と同一で、これまでに非常事態令に基づき発出さした措置や布告の効力が1月15日まで延長される。他方、これまでの1カ月単位の延長とは異なり、今回1カ月半の延長が決まったことについて、23日の閣議外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますでは、クリスマスや新年などのイベントや、1月開催予定の国際スポーツ大会に備え、公衆衛生措置を円滑に実施する必要性を理由として挙げている。

(蒲田亮平)

(タイ)

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