飲食店の食品衛生研修、オンライン開催が可能に

(タイ)

バンコク発

2020年12月23日

タイ保健省衛生局は、2020年保健省衛生局告示外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます仮訳PDFファイル(196KB))に基づき、2020年11月27日から1年間、飲食店などに対するオンラインなどでの「事業者・食品取扱者研修」の実施を認めることとした。

タイでは、2018年保健省告示外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます仮訳PDFファイル(423KB))に基づき、飲食店などの食品販売所設置に関する許可証または通知保証書を有する個人または法人は、食品衛生に関し、告示指定の研修を受講するとともに、従業員のうちの食品取扱者に研修を受講させる義務がある。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況において、研修に参加することができない事業者などに便宜を図るため、今般の措置が行われた。研修の効果測定や評価についても、オンラインで実施することが可能となった。

なお、衛生局は、まだ研修を受けていない者に対し、2020年12月16日までの受講を呼び掛けていた。事業者や食品取扱者が研修を受けていないことが確認された場合、5万バーツ(約17万5,000円、1バーツ=約3.5円)以下の罰金が科される。

(福田かおる、ウォンパタラクン・ヤーダー)

(タイ)

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