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米大統領選は大接戦、トランプ氏がフロリダ、テキサスで勝利確実

(米国)

米州課

2020年11月04日

米国大統領選挙の投開票が11月3日(現地時間)に行われた。再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領は、各州に割り振られている選挙人538人の過半数270人の獲得に向けて、激戦州のペンシルベニア州を中心に、選挙日前日まで激しい争いを繰り広げた。米CNNの報道によると、選挙人の獲得人数の見通しは日本時間4日午後3時20分(米東部時間11月4日午前1時20分)時点で、バイデン氏が219人、トランプ氏が209人となった。バイデン氏は大票田のカリフォルニア州(選挙人55人)やニューヨーク州(29人)などで勝利を確実とした一方、トランプ氏は接戦となっていたフロリダ州(29人)やテキサス州(38人)で勝利を確実とした。得票数では、バイデン氏が49.8%で6,232万票、トランプ氏は48.7%で6,096万票を確保している。

米政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクス(RCP)がまとめた10月25日~11月2日の全米世論調査平均値は、バイデン氏の支持率50.7%に対し、トランプ大統領は44.0%で、約3週間前は10ポイント以上あったバイデン氏のリードは6.7ポイントまで縮まった。また、RCPの11月2日の選挙人獲得人数予測では、バイデン氏は216人、トランプ氏は125人で、接戦は197人となっている。

激戦州となっているのはフロリダ(選挙人29人)、ペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ノースカロライナ(15人)、アリゾナ(11人)、ウィスコンシン(10人)だ。前回2016年の選挙では、接戦6州全てでトランプ氏が勝利したが、ミシガンでは0.3ポイント差、ペンシルベニアでは0.7ポイントと僅差での勝利だった。CNNの報道によると、フロリダ州では開票率96%でトランプ氏が51.2%を獲得し、バイデン氏に3.4ポイントの差をつけて勝利を確実にした。ペンシルベニア州では、開票率65%で、トランプ氏は56.6%とバイデン氏を13.8ポイントリードしている。RCPの選挙前の最新の世論調査によると、ノースカロライナではトランプ氏が0.2ポイントリードしているが、その他の5州ではバイデン氏が0.9~6.7ポイントリードだった。

今回の選挙では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、期日前投票および郵便投票数は1億117万票に達しており(フロリダ大学集計11月3日現在外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)、前回2016年の全投票数の73.4%に達している。そのため、選挙結果が判明するのは例年よりも時間がかかりそうだ。フロリダやミシガンでは投開票日前の集計前処理を開始しているが、ペンシルベニアやウィスコンシンでは行っておらず、ペンシルベニアでは11月6日午後5時、ミシガンでは11月17日まで郵便投票を受け付けている。しかし、トランプ大統領は、選挙は11月3日に終了すべきと主張しており、訴訟に発展した場合には、選挙結果判明が長期化する可能性がある。

(中溝丘)

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