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消費者物価の上昇がさらに継続

(イラン)

中東アフリカ課

2020年11月04日

イラン統計センターは10月22日、イラン暦1399年第7月(2020年9月22日~10月21日)の消費者物価指数(CPI)上昇率を前年同期比41.4%と発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。第6月(8月22日~9月21日)の上昇率は34.4%だった。2018年に米国による経済制裁が再開されて以降、CPIは急上昇し、1398年第2月(2019年4月21日~5月22日)には52.1%に達した。その後、減少傾向をたどり、1399年第1月(2020年3月20日~4月19日)には19.8%まで減少したが、新型コロナウイルス感染拡大とともに再び上昇を続けている(添付資料図参照)。

主要項目別にみると、最も上昇率が高かったのは輸送(乗用車など、前年同期比約2.1倍)で、家具・家庭用品(48.7%)、娯楽・文化(ラップトップPC、コンピュータ部品、カメラなど、44.6%)が続く(添付資料表参照)。食品・飲料も40.4%と高く、その中でも特に果物・ドライフルーツ(54.8%)、パン・シリアル(52.6%)、野菜・豆(51.5%)、牛乳・チーズ・卵(47.8%)など、食卓に欠かせない品目の上昇率が著しく、国民の生活を直撃している。

IMFは10月に発表した最新の「世界経済見通し」で、イランの2020年のCPI上昇率を30.5%と見通している。米国による経済制裁と原油輸出の大幅な減少、新型コロナウイルス感染拡大の影響による経済の停滞は厳しさを増している。

(稲山円)

(イラン)

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