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ASEAN主要6カ国の第3四半期GDP成長率、各国回復もベトナムを除きマイナス成長

(ASEAN、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン)

アジア大洋州課

2020年11月20日

ASEAN主要6カ国(シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア)の各国統計(注1)が出そろった。それらによると、2020年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率は、いずれの国でも第2四半期(4月~6月)より回復したものの、ベトナムを除き、前年同期比でマイナス成長となった(添付資料表1参照)。

各国の第3四半期成長率は、ベトナムが前年同期比2.6%(第2四半期:0.4%)と唯一、プラス成長になった。一方、マレーシアがマイナス2.7%(マイナス17.1%)、インドネシアがマイナス3.5%(マイナス5.3%)、タイがマイナス6.4%(マイナス12.1%)、シンガポールがマイナス7.0%(マイナス13.3%)、フィリピンがマイナス11.5%(マイナス16.9%)となった。各国いずれも第2四半期よりも成長率が回復しているが、第2四半期で2桁台のマイナス成長を記録したマレーシア、タイ、シンガポール、フィリピンのうち、マレーシア、タイ、シンガポールの3カ国は第3四半期に1桁台のマイナス成長に回復したのに対し、フィリピンのみ第3四半期も2桁台のマイナス成長を記録している。フィリピン政府は、第3四半期の成長率が減速続きとなった要因について、同国のGDPの6割を占めるマニラ近郊およびセブで、広域隔離措置が一時的に強化されたことを挙げている(2020年11月16日記事参照)。

2020年通年の各国成長率については、直近でアジア開発銀行(ADB)が9月に、IMFが10月に見通しを発表している。両機関とも、2020年はベトナムを除き、各国がマイナス成長と予測(添付資料表2参照)。2021年は、両機関ともに各国全てのプラス成長を予測している。

(注)各出所は以下のとおり。マレーシア:マレーシア中央銀行/統計局、フィリピン:フィリピン統計庁(PSA)、シンガポール:貿易産業省(MTI)、タイ:タイ国家経済社会開発委員会(NESDC)、インドネシア:インドネシア中央統計庁(BPS)、ベトナム:ベトナム統計総局。

(三木貴博)

(ASEAN、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン)

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