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航空機リース大手LCI、三井住友ファイナンス&リースと新会社設立

(アイルランド、日本)

ミラノ発

2020年10月06日

アイルランドの航空機リース大手企業LCI(本社:ダブリン)は9月23日、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)と合弁会社を設立することに合意したと発表した。ヘリコプターのリース事業を共同で行う。

SMFLは既に7月7日に新会社についての発表をしている。それによると、LCIとSMFLの共同出資による新会社SMFL LCI Helicopters(本社:ダブリン)は、LCIが保有する19機の次世代ヘリコプター(資産評価額2億3,000万ドル)を譲渡するかたちで事業を開始。このヘリコプターは緊急医療サービスや捜索救助、洋上風力発電施設への人員輸送などさまざまな分野で活用されており、今後も各分野でニーズが見込まれているという。

SMFLの渡部信一郎常務執行役員は合弁会社について、「LCIの経験、専門知識、評判が必然的にSMFLとのパートナーシップを生み出した。互いの財務力を組み合わせ、ともにダイナミックな事業経営の成功させることを期待している」と述べている。

また、LCIを傘下に置くLibraグループのジョージ・ロゴセティス会長兼最高経営責任者(CEO)は「高く評価された企業とジョイントベンチャーを組めたことを喜ばしく、誇りに思っている。昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響にも耐えたことが既に証明されているヘリコプター部門で、このパートナーシップは継続的でエキサイティングな発展を約束するものだ」と述べ、今回の提携による事業拡大への自信を示している。

LCIはダブリンとロンドン、シンガポールにオフィスを構える大手航空機リース会社。2004年の設立以来、60億ドル相当の航空機を保有し、航空会社や旅客輸送会社、ヘリコプターオペレーターなどに対してリースを行っている(注)。ギリシャのロゴセティス家が経営する大手投資事業グループLibiaグループの航空部門に属しており、同グループは近年、運輸部門に大規模な投資を行っている。

(注)航空会社はブリティッシュ・エアウェイズ、シンガポール航空、エールフランスなど、ヘリコプターオペレーターはバブコックなどに対しサービスを提供している。

(井上友里、山崎杏奈)

(アイルランド、日本)

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