第2四半期の成長率はマイナス3.2%、ホテル・レストランが大幅減

(ガーナ)

アクラ発

2020年10月29日

ガーナ政府統計局は9月16日、2020年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率をマイナス3.2%と発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。前年同期比で8.9ポイント減少した。石油・ガス分野を含めない成長率はマイナス3.4%で、前年同期比7.7ポイント減少した。

分野別の成長率では、農業は2.5%、サービス産業はマイナス2.6%、工業はマイナス5.7%だった。

情報通信などは高成長

各分野のサブセクターは、情報通信74.2%、医療・ソーシャルワーク21.3%、教育17.9%などが高成長率だった。一方、マイナス成長となった主なサブセクターは、ホテル・レストランがマイナス79.4%、車・日用品の販売・修理がマイナス20.2%、製造業がマイナス14.3%、鉱業・採石がマイナス5.6%などだった。

また、名目GDPの分野別シェアは、サービス部門が最大で48%、次いで、工業33%、農業19%だった。

(関根広亮)

(ガーナ)

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