ブラジル産業財産庁、2019年の特許出願ランキングを発表

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年10月08日

ブラジル産業財産庁(INPI)は9月28日、2019年のブラジル国内の特許出願ランキングを発表した。

国内居住者のトップは2年連続でパライバ州のパライバ連邦大学の100件で、その後にカンピナ・グランデ連邦大学の90件と続き、20位中17を大学が占めている。企業からは、ペトロブラス(5位、56件)、CNHインダストリアル(7位、50件)、ホベルト・ボッシュ(12位、30件)がランクインしている。

非居住者による特許出願のトップは米国クアルコムの662件で、中国ファーウェイの563件が続き、日本からは日本製鉄(9位、171件)、トヨタ(15位、132件)、ホンダ(19位、101件)などがランクインしている。

INPIウェブサイトでは、ほかにも商標、意匠、コンピュータプログラムなどに関する出願のランキングも公表している。

(貝沼憲司)

(ブラジル)

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