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イングランド全域で行動規制など新型コロナ対策強化へ

(英国)

ロンドン発

2020年09月10日

新型コロナウイルス感染症が再び急拡大しつつある外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます中、英国政府は9月9日、イングランドで行動規制などの措置を再強化外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますすることを発表した。具体的な内容は以下のとおり。

  • 現在は屋内では2世帯まで(人数制限なし)、屋外では世帯数問わず6人まで許容されている集会(会合)を、9月14日から屋内外問わず6人までに制限(世帯数は問わない)。同一世帯の人数が6人超の場合や、職場、学校、スポーツ競技などは例外。結婚式、葬儀なども現行の上限30人を継続。違反者には初回100ポンド(約1万3,800円、1ポンド=約138円)、2回目以降は毎回倍増され、最大3,200ポンドの罰金。
  • 現在は要請となっている、飲食店やホテルが来店客と出勤従業員の情報を21日間保管することを9月18日以降、法的に義務付け。
  • 職場別ガイダンスを順守しない事業者への対応強化のため、政府が検査官を採用し、地方自治体と警察を支援。さらに、市街地で市民の社会的距離確保順守の徹底のため、監視要員を派遣。
  • 英国入国前の入力が義務付けられているフォーム(Passenger Locator Form)を簡素化すると同時に、入国者が出発する前の記入を求める。国境警備官は入国時の確認を強化。
  • 展示場や会議場などでのイベントの試験開催は月内に見直し、スポーツ観戦の試験開催は規模を縮小。大規模イベントやスポーツ観戦の10月1日からの解禁計画は見直し。
  • 店舗などの営業時間規制を、地域限定の規制(ローカル・ロックダウン)を行っている地域で導入。必要に応じて、イングランド全域に拡大。

ローカル・ロックダウンも各地で拡大

ローカル・ロックダウンの導入やその厳格化も、各地で相次ぐ。イングランド北西部のボルトン地区では、感染拡大を受け、9月8日から飲食店の営業を持ち帰りのみに制限、全業種で午後10時から午前5時まで店舗営業を禁止。他世帯との面会は、室内または私有地内に加え、屋外の公共の場でも禁止した。

スコットランド自治政府も、ローカル・ロックダウン導入済みのグラスゴーとその周辺2自治体に加え、9月8日から近隣のレンフルシャーとイースト・ダンバートンシャーも対象に追加。別世帯との屋内での面会を禁止、病院や介護施設の訪問は必須の場合に限るなどの行動規制を導入。

ウェールズ自治政府も、ローカル・ロックダウンを初導入。カーディフの北に位置するケルフィリー地区で9月8日午後6時から、合理的な理由がない限り、同地区とその他地域の往来を禁止し、面会は屋外のみに制限。ウェールズでは義務化されていない店舗内でのマスク着用も、同地区の11歳以上の住民に義務付けた。

(宮崎拓)

(英国)

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