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ドイツ機械工業連盟、2020年の機械の国内生産高を前年比17%減と予測

(ドイツ)

ミュンヘン発

2020年09月28日

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は9月8日、2020年と2021年の機械の国内生産高がそれぞれ前年比17.0%減、2.0%増となる予測を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

2020年の生産高が大きく落ち込む原因として、VDMAのラルフ・ビーヒャース首席エコノミストは、(1)新型コロナウイルス感染拡大の影響、(2)継続する保護主義の動き、(3)特に自動車産業を中心とする産業構造の転換を挙げた。現在は低い水準でやや改善がみられるものの、2020年下半期も需要の低下が生産高に影響を及ぼすとしている。

機械・設備関連の平均稼働率は、2020年1月の84.1%から7月には76.1%に落ち込んだ。ビーヒャース首席エコノミストによると、過去の長期的な平均稼働率は86%程度であり、このような低水準は「2010年以来」だという。

輸出も大きく減少している。VDMAの発表によると、2020年上半期の機械の輸出は前年同期比15.0%減少した(添付資料表参照)。国別にみると、最大の輸出先である米国は前年比10.9%減、第2位の中国は8.3%減だった。次いで、フランスが20.1%減、オランダが14.1%減、ポーランドが8.5%減となった。日本向けは15.6%減となっている。

2021年の機械の国内生産高について、VDMAは、世界経済は徐々に回復するものの、前年比2.0%増にとどまるとした。2021年の生産高の見込みは1,910億ユーロで、2019年の2,250億ユーロに遠く及ばない。これらの予測の前提は、(1)市場とサプライチェーンが新型コロナ禍によっても活動停止しない、(2)主要市場がさらなる貿易制裁に巻き込まれないこととしている。

なお、機械関連の国内雇用者数について、VDMAは2019年12月末の106万3,000人から、2020年12月末は102万5,000人と、3.6%減少すると予想している。

(クラウディア・フェンデル、高塚一)

(ドイツ)

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