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米アマゾン、大型スーパー1号店を加州にオープン

(米国)

ロサンゼルス発

2020年09月02日

米国のアマゾン(本社:ワシントン州シアトル)は8月27日、食品スーパーチェーン「アマゾンフレッシュ」1号店[広さ3万5,000平方フィート(約3,252平方メートル)]をカリフォルニア州ロサンゼルス近郊ウッドランドヒルズ市にオープンした。同社傘下の食品スーパーチェーンには2017年8月に買収したホールフーズマーケットがあるが、独自のチェーンとしては初の店舗となる。

同店では、買い物客は「ダッシュカート」や「アレクサ」の新機能など、新しいテクノロジーを使った自動精算や商品案内などのサービスを受けることができる。ダッシュカートは、買い物客がショッピングカートに入れた商品をコンピュータビジョンやセンサー技術で識別、商品データを買い物客のアマゾンアカウントに追加する。買い物客が、通常のレジとは別に設けられたダッシュカート専用レーンを通ると、アプリやオンライン上で自動精算できるシステムだ。買い物客は、精算のためにレジに並ぶ必要がない。人工知能(AI)音声アシスタント「アレクサ」の新機能は、買い物客がアマゾンのアプリやダッシュカート上の画面で買い物リストにアクセスし、商品の位置や情報を音声や画面上で確認することを可能としている。これらのテクノロジーは利便性の追求から生まれたものだが、新型コロナウイルス感染を心配する顧客にとっては、店内での人との接触の回避にも役立つとみられる。

アマゾンの発表によると、アマゾンフレッシュ1号店の利用について、開店直後はウッドランドヒルズ市に住む招待客に限定されているが、数週間後には一般客にも開放される予定だ。また同社は、ウッドランドヒルズ店のほかにも、アーバイン市など南カリフォルニアやイリノイ州シカゴ近郊でも開店する計画を明らかにしている。

「新型コロナ禍」で人々が外出する機会が減る中、アマゾンの2020年第2四半期のオンライン食料品販売額は前年同期比で約3倍となった。同社は、食料品の配達能力を2.6倍超に増強したほか、カーブサイド・ピックアップ(注)に対応して、食料品の受け取り場所数を約3倍に増やすなどして需要の急増に対応してきた。

(注)消費者がオンラインで注文した商品を、実店舗の駐車場などで車から降りることなく受け取れるサービス。

(サチエ・ヴァメーレン)

(米国)

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