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韓国外相が来越、入国手続きや社会保障協定について意見交換

(ベトナム、韓国)

ホーチミン発

2020年09月24日

ベトナムと韓国の両政府は9月17日、ベトナムを公式訪問中の韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が、グエン・スアン・フック首相を表敬訪問したことを発表した。両者は、両国間の特別入国手続きの早期制度化や社会保障協定の早期署名などについて意見交換を行った。

康外相は新型コロナウイルス感染症の流行以後、ベトナムを公式訪問する初の外賓となる。フック首相は、今回の訪問は両国間関係の強化にとって重要な意義があり、両国間の特別な友好関係を示すものとして、高く評価した。また、現在、対ベトナム投資額は韓国が1位で、両国の貿易総額が1,000億ドルを達成するよう双方が努力するとともに、他の分野での協力も強力に推進すべきと述べた。

康外相は「ベトナムに入国した外国人としては最大規模である約9,000人の韓国人企業家、学生およびその家族が入国できた。ただし、長い隔離期間が負担になって、ベトナムに入国できなくて事業上の困難を経験している中小企業が相変らず多い」と、両国間の特別入国手続きを早期に制度化する必要性を強調した。

また、韓国・ベトナム社会保障協定が早期に署名され、5万人に達するベトナムへの派遣労働者が実質的な恩恵を得られることへの期待について言及した(注)。

これに対し、フック首相は入国に必要な条件を整備する、と応じた。また、「ベトナムとしても韓国に送り出す労働者が多いだけに、両国間社会保障協定の署名を非常に重視している」との見解を示した。

そのほか、ベトナム側からは、ODAなど資金協力の条件緩和や南シナ海情勢に係るベトナムとASEANの立場に対する支持への期待が述べられた。最後に、フック首相は、来る11月のASEAN首脳会議が対面形式で開催され、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がベトナムを訪問できることへの期待を示した。

(注)ベトナム政府公報(2019年11月27日)によれば、ベトナムと韓国との社会保障協定については2015年12月以降、4回の協議を実施。

(比良井慎司)

(ベトナム、韓国)

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